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 がんワクチンのさきがけとして「ハスミワクチン」が初めて臨床に使用されてから半世紀余。免疫療法を巡る事情は大きく変化しました。当初、治療には無効とされていた免疫に、がん消滅につながる重大な力が秘められていることが科学的に解明され、手術・抗がん剤・放射線に次ぐ第4の療法と位置づけられるに至り、国内外の国公立大学や研究施設で活発な開発が始まったのです。

 こうした流れに遥かに先行し、免疫療法の専門施設として「珠光会診療所」が開設されたのは1958年。その後、米国メリーランド州立大学などとの共同研究をはじめ世界的な研究・臨床ネットワークを構築し、現在までにハスミワクチンの治療を受けた患者さまは延べ15万人以上。現在でも日本で10000人、海外で6000人余りの方が受診されています。

ロビー ハスミワクチンは、再発がんの予防にめざましい効果を発揮しますが、進行がんに対しても約1/3の患者さまが使用されており、がんが消失した事例も少なからず報告されています。そうした膨大な臨床データを集積・解析し、現ワクチンの改良、さらに新しいコンセプトに基づいた新型ワクチンの開発を推進するため、BSL-48珠光会クリニックが開院したのは2011年(当時「BSL-48クリニック」)。2013年に珠光会診療所と合併し、ハスミワクチンの実施拠点となったことで、クリニックとしてのポテンシャルを一層強化。未病から予防、再発予防に資する総合クリニックに進化、さらに2017年、阿佐ヶ谷の蓮見癌研究所と同じ場所に移転、研究施設と臨床施設が合体することでより密な診療体制を整えることとなりました。

 BSL-48とはハスミワクチンの創始者、故蓮見喜一郎が開発した“アジュバント(免疫応答増強物質)”の開発コードと、開発年号の1948年に由来します。この比類のない物質の名を冠したBSL-48珠光会クリニックは、がん免疫療法の枢軸として、また、患者さまの健康を守るテーラーメイド医療を実践していきます。

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